消防設備保守点検は、いつ実施すればよいのですか?
法令で年2回(半年毎)の点検が必要です。
また、消防署へ書類提出は、建物の用途によって、3年に1回、または年1回の提出が必要です。
消防設備に不具合、正しい設置がされていないと指摘をうけましたが、
改修は、しないといけないのでしょうか?また、罰則規定はありますか?
改修は、法的に必要なだけではなく、住んでいる方、テナントで入っている方の生命・財産を守るため、改修必要箇所 がある場合は、早目に改修が必要です。
また、罰則は、最大1億円という巨額な場合もあります。
消防設備保守点検後に消防署へ点検票を提出したら、
改修計画書の提出を求められました。
提出はしないといけないのでしょうか?
改修計画書は、ビルオーナーの責任において改修の意思と、いつ改修を実施するか、所轄の消防署に提出するものです。できる限り早目に提出をしましょう。
改修計画書には、改修設備名、改修項目、改修予定日が必要です。
また、長期に渡る工事が必要な場合は、その予定期間の記載も必要です。
誘導灯のバッテリーは何年ぐらい持ちますか?
社団法人日本照明器具工業会では、使用実績等をもとに、
適正交換時期について4年から6年を交換時期として勧めています。
消火器は何年ぐらいで交換する必要がありますか?
設置されている場所の条件により大幅に影響を受けますが、メーカーでは製造から8年を交換の目安として勧めています。
この8年という年数は、保守点検の導入時に財団法人日本消防設備安全センターの調査と事故例から、
一般的に安全な期間を8年としたものです。